
設計から施工まで作業が一貫している「工務店」は、注文にもある程度応えてくれます。デザイン性の高い個性的な家を求めるなら、「建築家」。「ハウスメーカー」は短工期・均一な品質が特徴です。
まずは情報収集からスタートしましょう。雑誌の広告やウェブを使って資料を請求したり、展示場で見学してみます。
展示場では外観等のデザインだけに目を奪われずに、施工法などもチェック。感じたことを書き込んでおくと、設計の時にも役に立ちます。
多くのモデルハウスは特別仕様になっています。どこがオプションなのか確認を忘れずに。
見積書は複数の依頼先候補から取りましょう。金額の検討はもちろんですが、明細の説明が丁寧か、どんな質問にも面倒くさがらずに答えてくれるかなど、担当者との相性も大切です。
各金融機関申し込み
契約に入る前に、「設計図」「仕上げ表」を照らし合わせながら内容を確認してください。
「工事請負契約書」の全額が合っていても、万一の際に責任の所在があいまいになりトラブルになることがあるので、
すぐに署名捺印せず慎重に。
請負代金の支払い方法は特に要注意です。第1回目は契約完了時点に、工事総額の3分の1程度を支払うのが一般的。その後、上棟時に3分の1、竣工時に残金といったようになります。あらかじめ融資の実行時期をきちんと把握して、支払い日を決めましょう。
「工事請負契約書」「工事費内訳明細書」「設計図面・仕様書」などが要望とあっているか再度確認。専門的な書類は見るのが大変ですが、
納得できるまで設計担当者に質問を。
■役所に建築確認を申請 ■金融機関の審査 ■融資予約通知
住宅ローン契約の印紙税など
建て替えの場合は、工事期間中の仮住まいが必要です。解体の約2週間前になったら、運送会社への手配など、引っ越しに伴う手続きを済ませます。
解体工事費用は木造で1立方メートルあたり1万円程度が相場。別途費用も含めて、確認しておきましょう。
また解体工事の当日はできるだけ立ち会うようにします。
不要なものはなるべく処分しましょう。工事期間中はご近所にもなにかと迷惑がかかります。
事前に簡単な手みやげを持って、工事担当者と一緒に挨拶まわりをしておきましょう。
■仮住まい賃貸借契約 ■子供の学区が変わる場合、越境通学等の手続き等
■解体除去届け ■滅失登記は解体後1ヶ月以内に
◎仮住まい費用の準備 ◎解体費用の確認 ◎登記手数料
基礎工事を始める前に、土地の神様に工事の無事を祈るのが地鎮祭です。神主さんにお祓いをしてもらい、施主と現場監督、大工、鳶など工事を担当する職人が玉串を捧げて祈ります。
無事に地鎮祭が済み、建築確認申請が下りたら、いよいよ着工です。
施工業者から地鎮祭の提案がない場合は、施主が取り計らいを。
建築確認申請
◎地鎮祭費用 ◎頭金=手付金(工事費の10%) ◎建築着手金(工事費の10〜20%)
まずは「地縄張り」の作業からスタートです。建物の輪郭にテープを張っていくので、図面上のレイアウトが具体的に見えるようになります。
次に地縄をもとに地面を掘り、コンクリートを打っていきます。ムラやひび割れ等はないか、換気口の位置は適切かなど、内容をよく確認し、疑問があったら担当者に伝えます。
現地チェックはまめに。現場での変更の指示は絶対にタブーです。
工事費にかかわる大きな問題になることもあるので、気になる点は営業担当者へ。
上棟式(建前)に参列するのは建主をはじめ、建設・設計関係者など。酒、つまみ等を用意して職人さんの労をねぎらいます。
準備等については営業担当者に相談してみましょう。
屋根工事は下地や防火対策、各雨仕舞い、勾配、軒先の凍結など確認を。
構造材の寸法や樹種、結合具合また窓の位置や高さなど、
工事責任者と一緒に図面を照合して確認を。
屋根工事終了後、建築基準を満たしているかの「現場審査(中間時)」を。
◎上棟式費用 ◎住宅ローン保証協会保証料 ◎中間金(工事費の20〜30%)
屋根、防水工事などが行われると、筋かいなどの補強材が入れられます。窓枠などを取り付け、外装工事の後、外壁内などの断熱工事が始まります。計画通りの材料かどうか、工事責任者から説明を受けて確認しましょう。
その他、「基礎部分」では鉄骨等の露出、結合部分の確認を忘れずに。
「外壁」は塗料のムラなど見栄えの部分、また外壁内部の通気が悪いと腐朽を早めることになるので、確認が必要です。
それぞれの材質が設計通りか、工事の終わった順に見栄えと耐久性の両面チェック。
北国の家づくりでは、断熱材の気密性は特に大切。
グラスウールやロックウールの材質や厚さ、量などの説明も受けておくこと。
特に腐敗しやすい屋根裏。野地板と畳の下だけは湿気に強い杉のムク材を。
電気等の配線・配管工事などは基礎工事時から始まっていますが、工事前ならコンセントの位置の変更や増設は可能です(料金の加算を考慮して)。この時期になると、左官、塗装などで、さまざまな職人さんが出入りしてきます。
新たな要望がでてきた場合でも、直接注文はトラブルの元。営業担当者に追加・修正を相談しましょう。
大工さんとのコミュニケーション次第では、追加、修正もスムーズに。
設備工事は、本体工事と別途工事の分け方に定義はなく、施工業者やケースによってマチマチなことも。(外壁から1m離れた屋外工事は別途工事の場合が多くなります。)
敷居などの造作工事や、天井・壁の下地づくり、クロスや壁材の仕上げ、玄関のタイル張りも同時に行われます。インテリアカラーの決定や、システムキッチンなどの機器の設置も始まりますから、使い勝手をイメージして確かめていきましょう。
表面の化粧が終了すると照明器具が設置されます。
仕上げ表や仕様書と照し合わせながら、ドアやふすまの取っ手、電気のスイッチカバーなど、細かな付属品の付け忘れもしっかりチェックしましょう。
施工会社や監理者の内部検査が行われた後に、建主が最終的な確認を行います。
引き渡し前の建物の破損については施工業者の責任になりますから、前記で掲げた項目を参考にして、「外回り」と「内部」をしっかり見てください。手直しが必要な箇所があれば、費用負担の責任を明確にしてから工事を行います。
微調整が終わったら竣工です。竣工式が終了したら、1カ月以内に「表示登記」を行って「完了検査済証」を受け取ります。
竣工時現場審査
◎抵当権設定契約 ◎不動産取得税 ◎登録免許税 ◎登記手数料 ◎住宅ローン手数料 ◎団体信用生命保険特約料
◎インテリア購入費





